子どもが生まれてから、動きやすさを重視したファッションが多くなりました。でも、この場所にはこんなお洋服を着て出かけたい、そういう気持ちを諦めないようにしています。
例えば家族で外出する時は、夫に力仕事をお願いして私はちょっぴりキレイめのアイテムを身につけるとか。オン・オフのスイッチを切り替えればメリハリも生まれるし、私だってオシャレしたいのに……って気持ちが自然となくなります。

今はファッションの情報収集はSNSチェックがほとんどなので、ネットで購入することも多いですが、実際にお店に足を運んでみると、ときめき具合が全く違うんです。子連れだと実際問題なかなか難しいですが、ショップに行って刺激をもらうのも大事なこと！
息子はまだファッションにそこまでこだわりがないので、コーデは私が着たいアイテムを中心にセレクトしています。青とピクミンのお洋服が好きなので、着替えを嫌がる時はかなり頼りにしています（笑）

みんなが言っていることですが、“ママがハッピーであること＝家族の幸せ”につながると思っていて。そのためにも自分で自分のご機嫌を取る方法を常に用意しています。

その一つがお笑いのパワーを味方につけることです。家事をやりながら芸人さんのラジオを聴いたり、子どもが寝た後はお笑いの動画を見たり。友達と会っておしゃべりするのも楽しくて幸せだし、好きなカフェラテをテイクアウトして帰ったり、一人でラーメンを食べるのも最高にハッピー（笑）。
元々一人で何かするのが得意な方でもあるし、どんなことにでも幸せを感じることができるのかも。
家事や育児、仕事で行き詰まると、どうしても視野が狭くなってしまう……。そんなときに外の世界に触れてみると、私の悩みは小さいなと思えるんです。

そして、“まあ、いっか！”の気持ちを持っておくこと。子どもにとって、ご飯よりお風呂が先とか後とか、そんなに大したことではないと思うんです。それより思いっきり遊んで1日を終える方が断然楽しいと思うから、その日が完璧にいかなくても“まあ、いっか！のマインドで♥

我が家では夫婦での家事分担ルールは特に作っていません。夫婦の忙しさって日替わりだと思うし、どっちに余裕があるかも日々違うものだと思います。だから、お互いやれるときにやって、難しければできるほうがサポート。そのスタンスが、毎日の生活に余白を作ってくれるのかもしれません。

お互いの考え方として“家族ファースト”であることは同じ。“JAMIE KAY”が生まれたニュージーランドは、子育てを最優先する国だと聞きました。その思いは我が家も一緒です。仕事もキャリアもやりたいことも、最終的には家族に還元するものだと思って取り組んでいて、むしろ、夫の方がその気持ちは強い方かも。
日常的に家族のための話し合いの時間を作ることは難しいですが、息子の行事には積極的に参加してくれるし、率先して考えて動いてくれます。ことあるごとに“家族を優先したい”という夫の思いを感じますね。